緊急支援
支援活動
多くの被災地域では、家屋への大量の土砂や岩の流入が多く、その撤去に作業時間の大半が費やされました。その後も、取り残されたまま時間の経過とともに硬くなってしまった土砂の撤去など、必要とされる支援内容を把握しながら、ニーズにあわせた活動を継続しています。
ボランティアセンターの立ち上げ・運営サポート(広島)
SeRV広島は広島市社会福祉協議会(以下、社協)の依頼を受けて、安芸区災害ボランティアセンターの立ち上げ準備(テント組み立て、駐車場ネット張り、備品買い出し、配置、搬入など)や運営を支援しました。また、人員不足のため当初は開所する予定がなかった安芸区災害ボランティアセンター中野サテライトについても、SeRVのマンパワーが見込まれたことで開所に至り、9月3日の閉所までの2カ月間、マッチングやオリエンテーションなどの運営支援を行いました。
関西からボランティアバスの派遣(岡山)
7月半ばから8月末まで毎週2回、ボランティアバスにてSeRV滋賀、SeRV京都、SeRV大阪、SeRV奈良、SeRV神戸、SeRV和歌山など関西の各拠点から人員を倉敷市ボランティアセンターに派遣。被害が大きかった倉敷市真備町を中心に、泥のかき出し、家具や木材の搬出、土砂やがれきの撤去、清掃など、特に人手が必要とされる支援活動を行いました。
社協、NPO団体と連携した支援活動(愛媛)
SeRV愛媛は愛媛県大洲市ボランティアセンターから支援のため出動。家財の清掃・片付け、泥や瓦礫の撤去などを行いました。また、西予市社協から出動し、野村運動公園の陸上競技場、西予市の個人宅などで清掃などを行っています。また、大洲市、西予市の社協に支援物資をお渡ししました。7月23日には、NPOなどの各支援者が支援に関する情報共有を行う大洲市災害支援者情報共有会議にも参加、活動報告を行いました。
義援金・活動支援金による支援
岡山県庁、倉敷市役所、広島県庁、岐阜県庁、関市役所、愛媛県庁、松山市役所、大洲市役所、西予市役所、高知県庁に義援金を、倉敷市社協、安芸区社協、東広島市社協、呉市役所、三原市社協、関市社協、大洲市社協に支援金を、広島市役所に寄付をそれぞれお届けしました。
平成30年7月豪雨関連の被災地(県庁・市役所・社協) への支援金と関連団体(NPO等)への寄付金の一覧 (PDF) を掲載しています。(真如苑公式サイトにジャンプします)
https://www.shinnyo-en.or.jp/news/2018/10/20181012.html
物資支援
発災直後から各地のSeRVにて物資支援を開始。飲料水や生活用品をはじめ、アイスやカレーといった食料品など、現地の気候やニーズを調査しながら避難所、集会所、ボランティアセンター、社協に物資を提供しました。