緊急支援
災害対策本部の立ち上げ
台風の上陸する前日(10月11日)より災害対策本部を立ち上げ、情報収集に当たりながら、食料や水などの備蓄をそろえる真如苑の全国本支部で避難者の受け入れ準備を始めました。10月12日には全国8ヵ所の本支部で134名と犬の一時避難を受け入れました。その内、防災協定を結ぶ本支部の一つである真如苑 山梨別院(山梨県富士河口湖町)では、富士河口湖町より依頼を受け、施設を開放、避難者53名を受け入れました。
11県で計151回支援活動
10月14日から12月22日までに、大きな被害を受けた11県の被災地域に計150回以上出動し、のべ1,500名以上のSeRVメンバーが活動に参加。被害を受けた家屋において、泥のかき出しや家財の搬出等を行いました。
ボランティアバスにより、東京都から栃木県佐野市へ
10月27日から11月22日までに、真如苑 応現院(東京都立川市)を拠点に活動するSeRV立川と、都内の本支部を拠点に活動するSeRV東京はボランティアバスを通じて、毎回35名以上のSeRVメンバーで栃木県佐野市に向かい、計8回支援活動を実施しました。
義援金・活動支援金による支援
12月19日までに、27の県市町に計5850万円の義援金をお届けしました。また、12月16日までに、計240万円の活動支援金を8ヵ所の社会福祉協議会に手渡しました。
長野市南部災害ボランティアセンター、穂保サテライトでの運営サポート
長野市では、円滑な災害支援を行うために北部と南部に分かれてボランティアセンターが設置されていました。SeRVは状況を確認した上で、10月17日より南部災害ボランティアセンターに入り、ボランティアセンターの運営をサポート。以降、11月7日までほぼ毎日、ボランティアの受け入れ等の業務を担いました。
11月8日からは、特に被害の大きい長野市穂保地区に設置されたボランティアセンターサテライトの運営サポートに携わり、ボランティアの受付業務のみならず、担当地域のボランティアセンターサテライトの全体像を把握して、調整するエリアマネージャも担いました。穂保サテライトの運営サポートは、ボランティアのニーズが終息しサテライトを閉鎖する12月22日まで継続されました。
信越本部の駐車場の一部を、県対策本部に貸し出し
11月2日より、長野県災害対策本部の依頼を受け、長野県長野市にある真如苑 信越本部の駐車場をボランティアセンターに貸し出しました。駐車場は12月までボランティアを乗せる大型バスの乗り入れや駐車のために使用されました。