SeRVは災害発生直後より、日ごろ交流のある災害支援団体と情報交換し、熊本、大分、福岡で行われた情報共有会議に現地で、またはオンラインで参加。被害状況や課題、ボランティアセンターの設置状況等を確認。新型コロナウイルス感染拡大防止のためボランティアの募集を県内や市内居住者に限定しているボランティアセンターも多く、SeRVも県内のみの出動としました。なお、SeRV大分は大分県九重町(ここのえまち)や大分市の社会福祉協議会より支援要請があり、出動いたしました。

今回の豪雨の影響により、各地で河川の氾濫が見られました。SeRVは現地ボランティアセンターでのニーズを伺いながら床下に溜まった泥の掻き出しなどの清掃作業を行いました。

被災地を取材していた報道関係者が感染する事態を受けて、熊本県では他県からのボランティア受け入れがより厳しく制限されました。
そんな中、2週間の行動履歴の記録、検温などのガイドラインを遵守した活動や、抗体検査を受けた上で参加するなど、各団体の取り組みが見られました。
（写真：他団体が作成した抗体検査済を示すバッジ）

山形市社会福祉協議会より、清掃作業で使うフェイスシールドが必要である旨の連絡をいただき、SeRV山形がフェイスシールド30個を寄贈しました。

活動詳細に記載した社会福祉協議会への支援金のほか、8月末までに被害の大きい福岡、熊本、大分、山形の県や市町村14ヵ所に、計1680万円の義援金（災害支援金を含む）をお届けしました。また、現地で災害対応に尽力する10団体に、計330万円を支援しました。